真鶴町議会議員

加藤りょうOfficialSite

真鶴町議会議員の加藤りょうです。
2022年4月より真鶴町議会議員を務めてさせていただいています。
36才、無所属で本業はシステムエンジニアです。
加藤龍、「龍」と書いて「りょう」と読みます。


真鶴町在住21年目。

15才の時にこの真鶴町に引っ越してきました。
学生から社会人になっても、結婚して子どもが生まれても、
真鶴の雰囲気が好きでずっと住み続け、
気づいたら人生の半分以上をこの町で過ごしていました。


普通の会社員から議員へ。
コロナ禍を経験し、町政の一挙手一投足が生活に大きな影響を及ぼすことを痛感しました。
しかし、当時私と同じような子育て世代の議員は皆無でした。
私は思い切って2021年9月の町議会議員選へ立候補を決めました。
255票の信託をいただいたものの、次点で落選。
その後当選者の中から居住実態がないとして当選無効があり、
繰り上がる形で半年遅れで議員となりました。


 

現役世代、子育て世代の声をもっと町政に
真鶴町に限らず地方議会は成り手不足が指摘されています。
その中でも現役世代、子育て世代の政治参加が難しい状況にあります。
現役世代、子育て世代の声をもっと町政に届けたい。
私のスタートはそこからでした。


水道代にも現役世代目線

真鶴町では新しく家を建てた方が水道を契約する際に20mm口径での契約になるケースが多いです。
しかし、他の自治体に比べて真鶴町では、一般住宅用として主に使われているはずの
13mm口径と、前述の20mm口径に2倍もの料金格差がありました。
例えば神奈川県営水道ならここの料金は同一です。
集合住宅についても、料金体系から高めの使用料金になります。
今まで見過ごされてきた問題についても、そして水道代以外でも、
現役世代の目線から是正を訴えています。


もっと現役世代も高齢の方にも、町民のための町政に
現役世代の声を届けたい。
先ほど書いた通りそれがスタート地点でした。
しかし、ご年配の方の中にも見過ごされてきた問題がありました。
集合住宅の水道料金が高い、その集合住宅には一軒家を引き払い、
単身で暮らす高齢者の方もたくさんいらっしゃいます。
私たちが好きな真鶴を作り守ってきた高齢の方にも過ごしやすい町に。
そしてその町の暮らしを未来の世代に残していく。
私の議員としての使命は「未来に繋げる、真鶴の暮らし」です。


 

水道に具体策を
真鶴町では水道事業に管路の老朽化、漏水、耐震化率の低さなどたくさんの課題を抱えています。
また、水道料金にも先程の格差の問題をはじめ料金体系の変更を前に課題が山積しています。
もちろん、以前から言われている他自治体からの水の購入に関する様々な課題もあります。


別荘料金の導入へ

水道料金は、契約していれば必ず払う基本料金、
使った分だけ支払う超過料金の二種類があります。
真鶴町では基幹管路の維持について、基本料金だけでは賄いきれず
超過料金からも維持費を捻出しています。
実際に使った水の送水経費ならまだしも、使わなくても維持費がかかる基幹管路についても、
普段からたくさん水を使う人が多く負担をしていることになります。
反対に、リゾート利用で特定のシーズンしか使わない、多拠点で決まった曜日しか訪れない方の負担は軽くなります。
加えて現在町が検討している基本料金を下げ、超過料金を上げる料金体系となれば、
上記の負担バランスはまた差が開きます。
そんな中で、神奈川県でも既に二つの自治体が採用している「別荘料金」について、
加藤は真鶴町でも導入の提案を続けてきました。


強い水道へ、計画的な管路更新を
真鶴町では水道について、主に用留系統と大猿山系統の二系統があります。
ただ、その二つは繋がっておらず相互送水ができない状態です。
そして、神奈川県では平均74%、水道基幹管路の耐震化率が
真鶴町ではたったの2%です。
加えて、老朽化した管路からはあちこちで漏水が発生しています。
水源がない真鶴町において、
広域連携の交渉を優位に進めるためにも
災害に強い水道を作るためにも、
管路の更新は必須事項です。
そして、我が町に何度も管路を整備する金銭的余裕はありません。
しっかり計画を練ってやるなら一気に、です。

本気で議会改革します。
真鶴町議会において、議員自身の定数や報酬について話し合う機会を求め、
特別委員会を設置、委員長を務めました。
私自身は議員定数を減らすべきという考えでしたが、
現状維持と減すべきという議員の数が拮抗しており、
実際に定数減は叶いませんでした。


忘れられない決断があります。

敬老祝い金を縮小する議案が提出され、私加藤はそれに賛成をしました。
実際に敬老祝い金の縮小は賛成多数となりましたが、
議会でも激しい議論となりました。
費用として150万円の圧縮効果があったものです。
民主主義のコストを簡単に金額の多寡で語るべきではないとお叱りを受けますが、
それでも高齢者の方に我慢をお願いしたのであれば
議員も身を切る覚悟を持ち、あるべき姿を徹底的に追求すべきです。
一切の保身、我が身可愛さを持たずに、
町民のための町政を実現するために、
志を同じくする同僚議員とともに、
「本気の議会改革」を実現します。


定数や報酬以外にも、もっと身近な議会へ
町の課題を話し合う上で、議員間の議論が活発であること、
町の方に情報が伝わるように、もっと工夫ができること、
真鶴町の議会はおおらかで、決して悪い議会ではありません。
しかし、議会というものが発揮できるパワーはこんなもんじゃありません。
もっと町民の方に身近で、町民のためになる議会へ。
今までやってこなかったことも、どんどん進めていきます。

自治体と民間のシステムのプロです。
システムエンジニアとして自治体、民間、大小の規模を問わず
様々な顧客の問題解決に従事してきました。
現在も議員活動と並行し、
フルタイムで大手システム開発会社に参画しています。


魔法の言葉「DX」はブラックボックス化しやすい

昨今、真鶴町をはじめ自治体ではデジタルとの付き合い方が大きく変化しています。
苦境に立たされた地方自治体経営においてはなんでも解決する魔法の言葉のように
「DX」とか、「AI活用」とか、「デジタル化」の文字が躍ります。
真鶴町もよく「デジタル対応への遅れ」が心配されますが、
それ以上に導入したデジタルが正しく運用されていないケースや、
費用対効果や相場感から疑問符が残るデジタル関連予算などがあります。
必要のないものを導入したり、持て余したり、やたら高い金額を払っていたり。
議員にも執行部にも知識がなく、放置されている状況は色々な自治体で目にします。
加藤は、デジタルのプロの目線で活用すべきもの、廃止すべきものをしっかり見極め提言し
予算についても妥当性があるものか、厳しくチェックしてきました。


 

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